全国143の医療施設(病床数約52,000床)を展開する日本最大の医療機関です。
看護学校・臨床研究センター等の施設を有し、医療業務のほか、医療に関する調査・研究、並びに医療技術者の育成などを目的とし運営しています。
旧国立療養所として堺市の現在地に移転して60年を迎えるセンターは、国立病院機構 政策医療ネットワークの呼吸器疾患分野の高度専門医療施設として位置づけられています。肺がん、結核、難治性呼吸器疾患等の診療において中心的な役割をもち、併設されている臨床研究センターでは、難治性稀少肺疾患、抗酸菌症研究、肺がん研究などで高い評価を受けています。
センターは肺腫瘍の内科・外科診療、抗酸菌症を含む呼吸器感染症、呼吸不全に対する集中治療、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、じん肺、稀少肺疾患、呼吸器疾患に合併した循環器疾患など、呼吸器のあらゆる領域に対応可能な人員と器材を備えています。
現況では、入院患者すべてが呼吸器疾患患者(合併症を含む)だそうです。
特に、放射線診断機器や内視鏡機器の充実、および専門医師スタッフが放射線科医師・病理医を含めて充実しているため、呼吸器疾患診療の基本である正確かつ迅速な診断が、稀な疾患を含めて自施設内で完結できる病院です。
施設概要
名称 : 独立行政法人 国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター
※2018年9月1日に近畿中央呼吸器センターへ名称変更
代表者 : 院長 林 清二
所在地 : 〒591-8555 大阪府堺市北区長曽根町1180番地
アクセス: JR阪和線堺市駅下車、徒歩15分
地下鉄御堂筋線新金岡駅下車、バスで12分
南海電鉄高野線・JR阪和線三国ケ丘駅下車、バスで6分
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