不動産の売却を考えた場合、誰でも少しでも高く売却したいと考えます。
もっとも、このくらいの金額で売却したいと漠然と考えるのではなく、売却金額には何かしらの根拠が必要となります。
チェックポイント1.不動産の相場を調べる
自分が住んでいる不動産はいったいどのくらいの金額で売れるのだろうか・・。不動産売却にとってはとても大切な事前情報です。
住替えの場合はその売却金額が次に住む住宅の購入資金になるのですから、これからの資金計画を考える上で、不動産がいくらで売れるのかということは将来を見据える意味でもとても重要なことです。
築年数や間取り、坪数などから調べるのですが、インターネットでも簡単に調べることができます。地価なども考慮したサイトもありますので事前に調べておくとよいでしょう。
また、それ以外にも近隣で売り出されている不動産価格も参考になります。築年数や間取り、坪数などをしっかりとチェックして不動産売却金額の参考にするようにしてください。
チェックポイント2.出来る限りの知識を備えておく
不動産売却に際して不動産会社に丸投げするのではなく、売却する側も不動産に関しての知識を持っておくことはとても大事です。
特に「売却についての手順」「不動産売却の経費」など、不動産会社からも説明があるかと思いますが、自分なりの知識は前もって持っておくと理解度を深めることが出来ます。
チェックポイント3.売却する時期の目安を決めておく
売却したいときが売り時という考えもあるのですが、不動産を少しでも高く売却したいと考える場合、売り時などの時期やタイミングを重視する不動産会社も少なくありません。
年始めの1月から3月、さらには年末の10月から12月に購入の問い合わせが多いということですから、購買意欲の高い時期を狙うのは常套手段と言えるかもしれません。
チェックポイント4.複数の不動産会社と交渉することも
馴染みの不動産会社もいいのですが、不動産をより高く売りたいと考えると「高い値段で売却してくれる不動産会社」に依頼することがもっとも効率が良いと思います。
ネットなどで一括査定依頼サービスなどがありますから、客観的に売却を検討している不動産の査定価格を知ることもできます。
ただし、地域に密着しており、周辺の相場感等に詳しい不動産会社へご相談されることもオススメします。
チェックポイント5.訪問査定・調査の実施
不動産会社を決めると、それから実際の不動産についての査定が始まり、訪問査定で実際に物件を見てもらうことになります。
不動産会社によって売却査定額が大きく変わることはないとされていますが、訪問査定時には、ネットの入力フォームや電話では伝えきれなかったことを伝えなくてはいけません。
「ここが使いやすい」「ここがこだわった部分」などのプラスの部分は存分にアピールすればいいのですが、マイナスの部分といった「言いにくい部分」もしっかりと伝えなければいけません。隠すことなく言えるということが信頼のおける不動産会社とも言えます。
チェックポイント6.売却価格は売主様が決める
不動産の売却価格は不動産会社が決めるものではありません。不動産会社の担当者があらゆる角度から物件を査定してくれ、さらにはこの価格なら売れるといった価格を提示してくれると思います。
その価格が売り主の許容範囲であれば売却金額が確定しますし、足りなければ売り主がそこからさらに売却金額をアップすることもあります。結果的には売却金額は売り主が決めることになりますから、より慎重に考えて決定しなくてはいけません。
チェックポイント7.売却を検討した時から商品となる
不動産は売却を検討するときから商品となります。そのため、内覧会がいつでもできるように入念に掃除をするようにします。
また各部のチェックやメンテナンスは怠らないようにしたほうがいいです。特に水回りは入念にチェックします。より綺麗で清潔感がアピールできる物件が最上と言えます。
まとめ:家を売るときにチェックしたい7つのポイントとは?
ちょっとしたことで、数百万円売却金額が違ってくるとされていますが、大事なのは最初の売却金額を決めることです。不動産は高くては売れませんし、逆に相場よりも安い価格も問題となる場合がよくあります。
相場よりも高めにして、後は物件の清潔度あるいはアピールできるポイントを前面に出す戦略がいいでしょう。それにはやはり信頼できる不動産を選択することが重要となります。
そのためにもネットの一括査定依頼サービスなどをうまく利用して信頼できる不動産選びをすることがとても大切となるのです。
不動産売却について
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